タイ国王の意向で…元野良犬、津波被災地で活躍

タイの国王の鶴の一声で、元野良犬による遺体捜索が始まったらしいですよ。10日までに10人の遺体を発見したとか。
え!タイの国王と言えば早口言葉が大変な……
そうです。プーミポンアドウンラヤデート王です。
あの方ならやりかねないわよ。なんせ愛犬本を出版するほどの王様だもの。2002年だけど、初版10万部を完売したのよ。
「なぜ遺体捜索現場に犬がいないのか」の一声がきっかけになったそうですよ。国王にとっては、素朴な疑問だったのでしょう。
そうそう、あの愛犬も野良犬だったのよ。しかもどこのどいつか知らないけど、王室に贈り物として届けられたと言うワンコなの。一国の主に野良犬を贈呈するなんて、怖いもの知らずというか、厚かましいにもほどがあるわよね。
記事によると国軍は2003年に野良犬50匹を犬の収容施設から引き取り、救助犬や遺体捜索犬として訓練しているそうで、その中でもにおいをかぎ分ける能力の高い三匹が出動したそうです。
まったくいい話だわー。見てよこの、暑くて暑くて今にも死にそうなワンちゃん達の勇姿!

(YOMIURI)