自宅前でわいせつ被害直後 助け求めた男にも襲われる

 神戸市中央区の路上で、男に体を触られた女性看護師(23)が別の男に助けを求めたところ、この男からも体を触られる“ダブル痴漢”の被害に遭っていたことが18日までに分かった。

 16日午後11時20分ごろ、この看護師は同区自宅マンション玄関前で、コンビニ帰りに前から歩いてきた男にすれ違いざまに襲われた。男は看護師のTシャツの下に両手を入れて触り、ジーンズのボタンを外し、中に手を入れてきたが、大声を出すと逃走。助けを求めながら追いかけたところ、もう1人の男が無言でついてきた。

 約70メートル追いかけて痴漢を見失ったところで今度は、一緒に捕まえてくれるはずの男が看護師に襲いかかり、無言のまま両肩をつかむといきなりキス。右手で胸を触ってきた。看護師が突き飛ばすと走って逃げたという。

 最初の男は35〜40歳で小太り。第2の男は50歳前後でグレーのスーツ姿のサラリーマンふう。生田署は強制わいせつ容疑で捜査中だが、看護師は「もう他人を信用できない。怖くて自宅周辺をひとりで歩けない」と憤っているという。

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