福岡中2自殺 死後「せいせいした」

自殺後も「せいせいした」「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」「おれ、のろわれるかもしれん」などと校内で友人に話したほか、十三日の通夜の席では、笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。

いじめた側も思春期の中学生だ。
私の息子も中2なのでコースターのようにグワングワン揺れ動く心のねじれはよくわかる。
この事件の責任がすべていじめた側と問題の教師だけにあるとは限らないこともよくわかる。責任の所在など私にはわからない。

だけども、当日、自分たちがズボンを下ろして笑っていた同級生が首を吊ったのだ。
首を吊って、死んだのだ。

両親の、底のない悲しみのすべてを理解しろとまでは言えないけども、懺悔して一生償えとも言えないけども、自分の行為や発言で死んでしまったかもしれない同級生の死に顔を見て笑うという行動は、いじめ云々の話を超越しているように私には思われる。ビョーキに近い。もし数人の子どもがやっていたとしたら集団ヒステリーか。どちらにしても尋常ではない。

少なくとも。自分の息子がそんなことをしているサマを想像するだけで身震いがする。
骨が折れるまで殴り続けるだろう。

そして、そのあとで、そんな行動をする子どもに育ててしまった自分のふがいなさにきっとどうしようもなくなって、息子をとてつもなく不憫に思うだろう。

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